
あらすじ
1931年4月。
帝都東京に邸宅を構える事業家一族・秋川家に暗雲が立ち込める。
次々に届く脅迫状をきっかけに、当主の人が変わり、不協和音が幸せな家庭を軋ませる。
忍び寄る脅威を取り除くべく、当主と令嬢がそれぞれ探偵に調査を依頼するも、ついに惨劇が起きてしまう。
この窮状に胸を痛めた使用人たちは、主家を救うべく思い思いの方法で事件解決の手掛かりを集め始める。
第3の探偵を雇う者、自ら探偵活動に身を投じる者、探偵たちの推理の粗を見つけ出す者。
しかし彼らを嘲笑うごとく、姿なき殺人鬼は暗躍し、秋川家の人々は一人また一人、凶刃に倒れていく……。
戦前の本格探偵小説を代表し、大建造物になぞらえられた浜尾四郎の名作を使用人たちの視点から描き、推理の弾丸が飛び交う戦場に仕立て直す、探偵論争劇
期間 2017/09/06 (水) ~ 2017/09/11 (月)
劇場 SPACE 梟門
出演 森尾繁弘(かはづ書屋)、島田雅之(かはづ書屋/DART'S)、市川歩(かはづ書屋)、遊佐邦博(大統領師匠)、田中千佳子(チタキヨ)、北川義彦(十七戦地)、井川花林、小島明之(カムヰヤッセン)、黒沢佳奈(火遊び)
脚本 柳井 祥緒(十七戦地)
演出 柳井 祥緒(十七戦地)【原案】浜尾 四郎 『殺人鬼』
【音楽】ナガヤマドネルケバブ
【音響】吾犀 秋吉(零'sRecords)
【照明】たなか一絵
【舞台監督】海老原 翠
【宣伝美術】夏花
【撮影】神之門 隆広(tran.cs)
【企画補佐】望月清一郎(鬼の居ぬ間に)
【当日運営】藤井のりひこ
【制作】かはづ書屋