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大正9年。


帝都東京の古本屋を舞台に密室殺人事件が発生。
警察が手をこまねく中、一人の青年が謎を解き明かす。
青年の名は明智小五郎。
『D坂の殺人事件』と呼ばれるこの事件の解決を機に、明智は日本を代表する名探偵になっていった。


そして40年後、昭和35年3月。
明智小五郎の還暦を祝い、『D坂の殺人事件』の事件記録をもとに模擬裁判が行われる。明智の推理を讃えるイベントのはずだったが、参加者の一人が異議を提出。


「明智小五郎は誤った人物を犯人として告発した。事件は冤罪だった」


この発言をきっかけに、次々と飛び出す新たな証拠や証言。
さらに参加者たちの思惑が絡み合い、模擬裁判は混乱の渦に飲み込まれていく。

遅れて来る名探偵を待つ人々が、論理と情念を弾丸のごとく飛び交わさせる論争エンターテインメント。

かはづ書屋『Dの再審』


脚本・演出
柳井 祥緒(十七戦地)

 

出演
森尾 繁弘(かはづ書屋)
島田 雅之(DART'S/ダブルスチール/かはづ書屋)
山本 佳希(ボビボビ。)
金崎 敬江(miel)
田中 千佳子(チタキヨ)
市川 歩
遊佐 邦博(InnocentSphere)
藤原 薫(十七戦地)
美吉 弘恵(鬼の居ぬ間に)
 

演出助手

望月 清一郎
制作

津金 由紀
宣伝美術

夏花
撮影

神之門 隆広(tran.cs)

 

原案
江戸川 乱歩「D坂の殺人事件」

 

@スタジオ空洞

 (東京都豊島区池袋3-60-5 地下1階)
2016年3月11日(金)~16日(水)

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