小劇場の初観劇FAQ

このFAQは、小劇場での観劇がはじめての方や、
あまり馴染みがない方に向けて作成したものです。

「何をどうすればいいの?」「ちょっと不安…」といった、観劇前のさまざまな疑問に、
少しでもお答えできればと考えています。


ここでご紹介する内容は、当団体の経験や運営実績に基づいてまとめたものです。
できるだけ多くの公演に共通する内容になるよう気を配っていますが、
すべての団体や作品に当てはまるものではありません。
作品の内容や会場のルールなどは団体ごとに異なるため、詳細は各公演の案内をご確認ください。

観劇がちょっと楽しみになる、そんなヒントになれば幸いです。

02 チケット予約って?

多くの場合、劇団の公式予約フォームやチケット専門サイトから予約できます。

最近は電子チケットやメール予約が主流で、コンビニ発券や当日受付受取の形式もあります。

詳細は各劇団公演ページや観劇専門サイトなどでご確認ください。

当日精算の場合は、開催会場の受付にて現金でお支払いいただくのが基本です。

一部の公演では、QR決済や電子マネーに対応していることもあります。

チケット専門サイトでのオンライン予約の場合、クレジットカード・コンビニ支払い・銀行振込などが選べることが多いです。

事前決済の場合、コンビニ発券やQRコード付きメールで完結することが多いです。

郵送に対応しているケースも一部あります。

小劇場で今も主流の「当日精算」の場合は、受付で料金をお支払いいただいたタイミングでチケット(または受付票)をお渡しするのが一般的です。

チケットの「当日精算」とは、あらかじめ予約だけしておいて、観劇当日に受付で料金を支払う方法のことです。支払いとチケットの受け取りを、公演当日にまとめて行うスタイルで、小劇場では現在でもこの方式を取り入れている公演が多くあります。

予約の際に名前と連絡先を入力し、当日はその名前を受付で伝えるだけでスムーズに手続きできます。事前にお金を払う必要がないため、気軽に予約できる一方、キャンセルや遅刻の場合はなるべく連絡を入れるのがマナーとされています。

2025年の現在は一般的には3,500円~5,000円程度が中心です。

学生料金やU-25割引、リピーター割などが設定されているところでは、比較的リーズナブルに観劇できます。※要証明書

会場や出演者、上演時間によって価格帯は多少変動します。

指定席はあらかじめ座席が決まっていて、チケットに記載された席に座る形式です。

自由席は、開場後にお客様自身が好きな席を選ぶスタイルで、早く並んだ方が前方や中央など好位置を取りやすくなります。

公演によってどちらかが採用されます。

自由席の場合、一般的には「整列順」でのご案内となります。

良いお席を希望される方は、受付開始の前にお越しいただくのが確実です。

 
下記は入場までの時系列(例)です

受付開始:(例:開演の60分前)
 ※この時点でチケット確認・精算などが始まります
 ※受付順に整理番号が配られます


整列案内開始:(例:開演の45分前)
 ※スタッフの指示に従い、整理番号順に整列いただきます

開場(入場開始):(例:開演の30分前)
 ※整列順にご入場いただきます

ただし、あまりにも早くご来場されると、会場周辺のご迷惑となる場合があります。

公式から案内がありますので、整列開始・受付開始・開場時刻などを必ずご確認ください。

指定席の場合は連席(並んで座れる席)で取れるよう配慮されています。

自由席の場合は、ご一緒に並んでご入場いただければ、並んで座れることがほとんどです。

別々に予約された場合でも、備考欄に同行者名を記入しておくと、受付側でスムーズに対応できることがあります。

公演によりますが、一般的には開演の30~60分前から受付開始となります。

整列順で販売されるケースが多いため、早めにお越しいただくことをおすすめします。

公式サイトやSNSで「当日券あり」「若干数あり」などの案内が出ることもあります。

空席があれば、当日券でのご案内が可能です。

ただし小劇場は席数が少ないため、完売や満席になってしまうこともあります。

できるだけ事前に予約をしていただくのが安心です。

直前でもオンライン予約を受け付けている場合があります。