小劇場の初観劇FAQ

このFAQは、小劇場での観劇がはじめての方や、
あまり馴染みがない方に向けて作成したものです。

「何をどうすればいいの?」「ちょっと不安…」といった、観劇前のさまざまな疑問に、
少しでもお答えできればと考えています。


ここでご紹介する内容は、当団体の経験や運営実績に基づいてまとめたものです。
できるだけ多くの公演に共通する内容になるよう気を配っていますが、
すべての団体や作品に当てはまるものではありません。
作品の内容や会場のルールなどは団体ごとに異なるため、詳細は各公演の案内をご確認ください。

観劇がちょっと楽しみになる、そんなヒントになれば幸いです。

04 観劇の準備・服装・持ち物

ドレスコードはありませんので、普段着で大丈夫です。

ただし、観劇中は長時間座ることになるため、座りやすい服装がおすすめです。

会場内での気温差に対応できるように、羽織るものがあるとなお良いと思います。

客席が密な場合もあるので、大きな帽子や香りの強い整髪料・香水などは避けていただけると周囲の方への配慮にもなります。

チケット確認用のメールや予約番号、お手拭き、ハンカチ、のど飴(袋から出しておく)、筆記具などがあると安心です。

劇場によっては空調の効き方にばらつきがあるため、カーディガンなど羽織るものを持っていくのもおすすめです。

蓋つきのペットボトル飲料であれば、持ち込み可能な劇場が多いです。

ただし、客席内での飲用はなるべく控えめにお願いいたします。咳が心配な方は、無音で飲める水やお茶がおすすめです。アルコールや炭酸飲料はご遠慮ください。

会場や公演により異なる可能性があります。

案内に記載がない場合には主催者側へご確認ください。

劇場によって空調の効き方や温度設定が異なります。気温差に対応できるように、羽織るものを持参して調整するのがベストです。

ブランケットの貸し出しを行っている会場もありますが、数に限りがあるため、ご自身での準備がおすすめです。

小劇場は客席同士の距離が非常に近いため、香りが強いと周囲の方の体調や集中に影響することがあります。

香りのある整髪料や香水の使用はなるべくお控えいただき、できるだけ無香でお越しくださると助かります。

自由席の場合は良い席を確保するために、開場時間(たいていは開演の30分前)に合わせてお越しいただくのが理想です。指定席でも、開演直前は受付が混雑しますので、15~20分前までには到着されると安心です。

開場前に受付を開始することもあります。

詳細については、予約時のメールや主催者へご確認ください。

ロビーや受付付近にパンフレットや過去公演の資料が置かれていることがあります。

また、物販コーナーや公演に関する展示を楽しめる場合もあります。

現在も感染症対策で会話を控えている劇場もあるので、周囲の状況を見ながら静かにお待ちいただけるとありがたいです。

基本的にはフルネームや予約番号で照合しておりますので、ご安心ください。同姓同名の場合は、確認メールの提示や予約番号があるとよりスムーズです。

スマートフォンで確認画面をすぐ出せるようにしておくと安心です。

基本的には途中入場が可能ですが、演出の都合や安全確保のため、入場タイミングが制限される場合があります。

遅れる可能性がある場合は、事前に劇団にご連絡いただけるとスムーズです。無理のない範囲で、なるべく余裕をもってお越しください。

開場や演出によっては、途中入場をお断りしている公演もありますので、ご注意ください。

多くの小劇場公演は90分~2時間程度が一般的です。

休憩の有無は作品によって異なりますので、劇団の公式サイトやチケット予約ページでご確認ください。

もし終演時間が心配な場合は、あらかじめ予定に余裕をもっていただくと安心です。