小劇場の初観劇FAQ

このFAQは、小劇場での観劇がはじめての方や、
あまり馴染みがない方に向けて作成したものです。

「何をどうすればいいの?」「ちょっと不安…」といった、観劇前のさまざまな疑問に、
少しでもお答えできればと考えています。


ここでご紹介する内容は、当団体の経験や運営実績に基づいてまとめたものです。
できるだけ多くの公演に共通する内容になるよう気を配っていますが、
すべての団体や作品に当てはまるものではありません。
作品の内容や会場のルールなどは団体ごとに異なるため、詳細は各公演の案内をご確認ください。

観劇がちょっと楽しみになる、そんなヒントになれば幸いです。

10 その他

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はい、大丈夫です。

観劇に専門知識は必要ありません。作中に専門用語がに登場する場合でも、公演パンフレットや説明で簡単に補足されていることが多く、知らなくても楽しめるようになっています。

わからない言葉があっても、気にせず自由に受け止めてください。

舞台用語(客席から見て、右側を上手”かみて”、左側を下手”しもて”と呼ぶ)などもありますが、観劇で求められることはありません。

舞台用語が気になる方には、別途FAQを作成予定です。

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小劇場は座席が固かったり狭かったりすることが多いので、腰痛のある方は対策をすると快適に観劇できます。

  • クッションを持参できるか事前に団体に確認してみましょう。
  • なるべく通路側や端の席にすると、途中で体勢を変えやすいです。
  • 体調に不安がある場合は、無理せず同行者やスタッフに相談してください。

クッションをお持ちになった場合には、ご退出の際にお忘れにならないようご注意ください。

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演劇は回によって微妙に演技や空気感が変わる“生の芸術”です。

同じ作品でも違う日に観ると、新しい気づきや感情が生まれることがあります。

お気に入りの俳優さんを応援したい、感動をもう一度味わいたい、という理由で複数回観劇される方もたくさんいらっしゃいます。

誰の視点で物語を追いかけるか。など変えて観るのもリピートならではの楽しみです。

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「撮影日」とは、公演の映像や写真を公式に撮影する日を指します。

劇団や会場が記録用や宣伝用に撮影を行うため、この日程で撮影を行います。

なお、舞台を囲むように組まれた対面座席などは、客席まで含めて撮影される場合などもあります。撮影の状態については公式からのアナウンスをご確認ください。

なお、撮影日はカメラ機材が入るため、予約できる座席数が少なく設定されています。予定が決まっている場合には、お早目にお申込みされると安心です。

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アトリエ公演とは、劇団の稽古場や小スペースを活用した公演形式です。

客席との距離が非常に近く、演者の表情や空気感がダイレクトに伝わってくるのが魅力です。

照明や舞台設備は簡素なことも多いため、温度・音・トイレ事情などにはご理解をお願いします。

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普段はギャラリーとして使用されている空間を舞台にした演劇公演です。アトリエ公演と同様に客席数は少なめですが、ギャラリー公演ではさらに限られたスペースで上演されることが多く、作品との距離が非常に近く感じられます。


舞台美術は最小限にとどめられることが多く、空間そのものの個性、

たとえば――

壁の質感、窓の配置、音の反響といった環境要素、外周の音や自然光 など……
――を生かした創作が行われるのが特徴です。

こうした空間での演劇は、観客の想像力と集中力を引き出しやすく、より深い物語への没入感が得られるのも魅力のひとつです。

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カフェやバーを会場にした公演で、飲み物を片手に観劇できるなど、日常空間に近い距離感で演劇を楽しめます。

演者との距離が非常に近いことが多く、臨場感たっぷりの体験になります。ただし座席により視界が限られる場合もあるため、早めの来場がおすすめです。